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表題のとおりです。 (笑) 今年春の 3 月 5 日に Apple が予てより噂のあった「iPhone シリーズの SoC を使った MacBook」を MacBook Neo の名前で発売すると発表しました。 年明けから PC の価格上昇が始まっていたにも拘わらず 10 万円を切る定価だった…といった辺りが話題になりましたが, その一方で Apple A18 Pro 搭載は ともかく, 「8 GB のメモリで足りるのか?」といった懸念材料のほうが話題になっていた気がします。 そちらは未だに結論は出ていない…と言いますか, 当該ユーザーの環境 (手持ち PC の有無など) と「どのように使うのか?」で状況は変わってきますので, 少なくともネット上で判定が下ることはないでしょうね。
それはともかく, 個人的には「手持ち M4 MacBook Air 13" とのパフォーマンスの差」「そもそも Parallels Desktop などが A シリーズ SoC に対応若しくは対応してくるのか?」といった辺りに興味がありましたので, 早速買ってみることにしました。 いや, 下手なスマホより安いですしね。 (笑)
という訳で, たまたま発表イベントの最中と言えそうな 3 月 5 日の深夜 2 時過ぎに目が覚めましたので, そのまま予約しました。 (2 時 26 分) 11 日発売なので下画像のとおり前日 10 日に出荷されています:
「10 万切り」という絶大な魅力があるものの, 実際使用するに当たっては Touch ID 辺りは欲しいところですので, 2 万高くなりますが 512 GB SSD モデルを選択するのが得策だったりします。 が, 自身は M4 MacBook Air 持ちで こちらはテスト用 PC ですから, その辺りを気にせず Touch ID なしな 256 GB SSD モデルを選択しています。 Touch ID 有無も議論の的となりやすい訳ですが, PC 起動後のログインがパスワード強制なので, 個人的には「なんだかなぁ」と必要性を あまり感じられないのでした。 決済絡みは iPhone や それこそ MacBook Air で行いますし…。
さて, MacBook Neo ですが…。 ご存じのとおり Apple silicon A18 でクロックは最高 4.04 GHz まで上がります。 iPhone 用の SoC なので CPU コアは 6 つと少な目で, 更に GPU コアも 5 つと 1 つ少ない構成になっています。 この辺りが どうパフォーマンスに影響するのか…。 その一方で 2408 x 1506 なディスプレイや 1.23 kg といった辺りは MacBook Air 13" と変わらない仕様になっています。 ただ, バランスの関係なのか何故か MacBook Air 13" より重く感じます。 (^^;)
MacBook Neo と MacBook Air 13" を並べるとこんな感じ:
大きさや重さ, 厚さといった辺りが ほぼ同じなのに対してカラーリングなどのデザインだけは随分異なります。 その一方で使用している部品以外は同じパターンに統一されていますので, 正しく「専用部品ではない市販部品で同じ PC を造ったら こうなった」といった感じですね。 (笑)
あ, そうそう。 MacBook Neo の USB ポートは USB 3 と USB 2 が 1 つずつだったりします。 巷で非常に不評なのですが, A18 なので どうしようもないですね…そういった SoC なのですから。 専用回路を付加して USB 3 ポートを増やすまでするような機種でもありませんし…。
PC 更新時毎度の儀式でベンチマークなぞ:
macOS では動作しませんので Parallels Desktop 26 Std での Windows 11 Home (ARM) ゲスト環境でのものとなります。 …と, MacBook Air 13" (M4) の時と同じ出だしで始まる訳ですが。 今回は Pro と異なり Standard 版なので, この後で触れますが, 本体同様ソフト側においてもハンデがある点に注意してください。
代表的なものを挙げると, まず上段画像は「タイムリープぶーとべんち」です。 スコアは 146 FPS と流石に MacBook Air の 189 FPS に比べると 3/4 くらいに留まっていますが, 逆に言えば「7 割くらいのスコアを出せている」事になります。 「ゲスト」という点を考慮するなら Core Ultra 7 255H な Dell 14 Premium の Windowsd 11 Home ゲストでの 166 FPS と良い勝負なのですから大したものなのではないでしょうか?
一方の下段画像は 3DMark11 でスコアは P4204 です。 処理が重いだけあって こちらは MacBook Air の P7091 に対して 6 割ですが, それでも これだけ普通に動作すれば十分でしょう。
さて, 上で言及した Parallels Desktop Pro と Standard の違いですが, あれこれあるとしても, ほぼ これ 1 点に尽きるでしょう。 それは「仮想 CPU について 4 コアまで」という制限です。 もっとも, MacBook Neo はホストが 6 コアでゲスト 4 コアすら辛い環境ですから, そこまで強い制限とはなりません。
とはいうものの, Windows 11 は 4 コア以上でないと辛いところがありますので, 強めの制限であるのは確かかもしれません。 しかし, 2 コア設定だとしても実際に それをホストの 6 コアで動かすわけなので,純粋な 2 コアホストに比べれば遥かにマシです。 それでも上の画像のとおり MacBook Neo の CPU 負荷が 70 % 弱なのに対して MacBook Air は 16 % ですから, 総合的に ある程度の差が生じるのは仕方がないですね。 また そうでないと Air の意味がありません。 (笑)
…とか しれっと書き進めていますが, 今回の MacBook Neo 購入で個人的に最大の関心事項だったのが「Parallels Desktop を使えるのか?」という点でした。 前々から言及されていたように Apple Silicon である M シリーズと A シリーズは, PC 用とスマホ用という大きな違いはあれども, 割と仕様の共通化が行われている SoC です。 macOS と iOS/iPadOS についても昔から統合化が囁かれているくらいには, Apple 側からも それを匂わせる諸々が流されても来ました。 なので「恐らく普通に動作しそう」という勝算自体は個人的に持っていました。
とはいうものの, 現状この 2 つのシリーズは明確に区分分けされていますので, macOS 側にしろ Parallels 側にしろ「頭から A シリーズでの動作を無効化」してくる可能性は十分にあり得たのです。 結果「(逆に) 最初は動作しても, ベンダー側によるチェックが行われたのち明確に無効化」が行われるケースも十分ありましたので, その辺りも含めて「動作するのかしないのか?」について非常に興味があったのでした。 それについては, ご存じのとおり MacBook Neo 発売から 2・3 日くらいで Parallels から正式対応が表明され, 全くの杞憂に終わった訳ですけれど。
という訳で, 今回買った MacBook Neo ですが, 巷で発売前後に騒がれていたような重い使い方 (AI だったり, あれこれ起動しまくったり, それこそ自身のようにゲスト PC を動作させたり) をすれば流石に辛いシーンも出てきますが, Apple が想定した使用法や対象ユーザー…つまり, 「初めての MacBook」としてなら普通に使えてしまえる PC に仕上がっているのでした。 そりゃ, 初めてであっても重い使い方が想定されるのであれば, それは最初から MacBook Air どころか MacBook Pro を買うべきですけれど。 そんなのは「当たり前の話」なのであって, それを引き合いに出して叩くのは「何を言っているんだ, お前?」と言うべきでしょう。 (笑)
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